台湾南部を震源とする地震で44人ケガ 消防当局
21日未明に発生した台湾南部を震源とする地震で、消防当局は、ケガをした人が44人に上ると発表しました。
台湾の気象当局によりますと、日本時間の21日午前1時17分、台湾南部・嘉義県を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生しました。
最大震度6弱で台南や高雄などでも震度5弱を観測し、震源の深さはおよそ9.7キロと推定されています。台南では建物が倒壊し、乳児を含む11人が一時閉じ込められました。
消防によりますと、これまでにあわせて44人がケガをしたということです。
また、嘉義県などでは山の斜面が崩れて道路をふさぎ通行ができなくなったものの、現在は復旧しているということです。
気象当局は今後3日間は震度5以上を観測する地震が続く可能性があるとして注意を呼びかけています。
最終更新日:2025年1月21日 18:24