スパイ容疑でロシア当局に一時拘束されたロシア極東ウラジオストクの日本総領事館の領事が、帰国に向けてウラジオストクを出発しました。

在ウラジオストク日本総領事館の領事は、違法に機密情報を入手したとしてロシア当局に拘束され、その後、解放されていました。

タス通信によりますと、領事は現地時間28日朝にウラジオストクを出発したということです。

関係者の話として、まずは経由するモスクワに向かったとしています。

ロシア外務省は、領事を「ペルソナ・ノン・グラータ（＝好ましからざる人物）」として国外退去するよう命じていました。