ロシアとウクライナ直接会談へ ロシアの代表団「双方に利益なければならない」
ロシアがウクライナに侵攻して以来、初めてとなる、ロシアとウクライナの代表団による会談がベラルーシとウクライナの国境付近でまもなく始まる見通しです。停戦に向けた進展があるか注目されます。
会談は日本時間の午後6時の予定でしたが、始まったとの情報は入ってきていません。ロシアメディアによりますと、ロシア側代表団が先に会場に到着していましたが、ウクライナ側代表団はポーランドからヘリコプターでベラルーシに入り日本時間の午後5時半頃、会場に入ったということです。
会談には、ロシア側はメジンスキー大統領補佐官、ウクライナ側はゼレンスキー政権の最高幹部のひとりレズニコフ国防相が参加します。会談前、ロシアの代表団は「ウクライナとの合意は双方に利益がなければならない」と述べています。
ウクライナ側は28日の会談で、即時の停戦とウクライナからロシア軍部隊の撤退。ロシア側からは、改めて非武装化などを求めてくるものとみられ、難航が予想されますが停戦に向けた道筋でわずかでも前進できる合意ができるのかが注目されます。