米国内で約6割コロナ感染か…CDCが公表
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は26日、アメリカ国内でおよそ6割の人が新型コロナウイルスに感染した可能性があるとするデータを公表しました。
CDCは去年9月から今年2月にかけて臨床血液サンプルについて、継続的に分析を行ってきました。その結果、今年2月の時点で、新型ウイルスの抗体保有率は57.7パーセントにのぼったということです。
アメリカでおよそ6割の人が少なくとも1回は新型ウイルスに感染した可能性があることを示しています。
オミクロン株拡大前の去年12月時点では33.5パーセントで、大幅に増えた形です。
また、17歳以下の感染は推計でおよそ75パーセントにのぼっていて、CDCは子どものワクチン接種率が低かったことを原因にあげています。
アメリカの新型コロナウイルスの新規感染者数は、7日間平均でおよそ4万4000人と先週から23パーセント増加していて、再び感染拡大が懸念されています。