豪雨のアフリカ東部で洪水被害 約200人が死亡
大雨が続くアフリカ東部のケニアやタンザニアなどで洪水による被害が拡大しています。これまでにあわせておよそ200人が死亡しました。
AP通信などによりますと、アフリカ東部では先月からエルニーニョ現象が原因の大雨が続いていて、各地で洪水や土砂崩れが起きています。
タンザニアの首相は25日、これまでに20万人以上が被災し、死者は155人にのぼると明らかにしました。また、ケニアでは首都のナイロビなど主要都市の大部分が水没し、少なくとも45人が死亡しました。
映像では、浸水した建物から、ゴムボートなどを使って住民を救助する様子も確認できます。
ケニアの政府高官は来週は平年を上回る降雨量が予想されるとしていて、被害の拡大が懸念されます。