コンゴ民主共和国 大雨による洪水で死者400人超 州知事「今後さらに犠牲者が増えることが予想される」
アフリカ中部にあるコンゴ民主共和国の東部で、大雨による洪水が発生し、400人を超える死者が出ています。
ロイター通信によりますと、コンゴ民主共和国の東部、南キブ州で今月2日と4日に大雨が降り、州知事はこれまでに400人を超える死者が出ていて、今後さらに犠牲者が増えることが予想される、と話したということです。
また、洪水によって住宅や学校が流されたり、道路が寸断されたりして、8800人以上が影響を受けているということです。
壊れた下水道やがれきの中にも遺体が残されたままになっていることから、衛生面への懸念が高まっています。
今回の大雨では、隣国・ルワンダでも洪水や地滑りが発生し、少なくとも130人が死亡、5000棟以上の家屋が破壊されています。