9月頃までに“ワクチン実用化”目指す 英
イギリス、オックスフォード大学の研究チームは17日、9月頃までに新型コロナウイルスに有効なワクチンの実用化を目指すと発表しました。
研究チームは17日、オンライン上で会見を開き、開発中のワクチンについて、数日から数週間のうちに臨床試験に移行するとした上で、次のように述べました。
研究チーム「ワクチンの有効性が確認されたら、目標は9月頃までに、少なくとも100万回の投与を行い、そこからさらに加速していくことだ」
さらに、「最もうまくいった場合、今年末までに数億個のワクチンが生産されるかもしれない」との見通しを明らかにしました。
新型コロナウイルスに有効な治療法はいまのところ確立されておらず、世界中の研究機関や製薬会社などがワクチンの開発を急いでいます。