韓国高官、金正恩委員長の手術に否定的見解
北朝鮮の国営メディアの報道で健在であることが示された金正恩委員長の健康状態をめぐり、韓国大統領府の高官は3日、手術は受けた可能性があるとの一部の見方に否定的な見解を示しました。
金委員長をめぐっては、1日、20日ぶりに肥料工場の竣工式で公の場に姿を現したことが、朝鮮中央テレビで映像とともに伝えられ、健在ぶりが示されました。
こうした中、韓国大統領府の高官は3日、金委員長の健康状態をめぐり、「手術を受けていないと判断している」と述べ、健在ではあったものの、手術は受けた可能性があるとの一部の見方に対し、否定的な見解を示しました。高官は「判断の根拠はある」とも述べましたが、具体的には明らかにしていません。
一方、アメリカのトランプ大統領は2日、ツイッターへの投稿で、「私個人は」と前置きをした上で、「彼が元気に姿を見せたことをうれしく思う」として、金委員長が健在であることを歓迎しました。