新型コロナウイルスによる外出制限の影響で、アメリカで衣料品大手「Ｊクルー」など企業の経営破綻が相次いでいます。

衣料品大手「Ｊクルー」は４日、日本の民事再生法にあたる連邦破産法１１条の適用を申請し、経営破綻したと発表しました。日本でも一時期人気集めた「Ｊクルー」ですが、最近はインターネット通販との競争で経営が悪化していました。さらに、新型コロナウイルスの影響で先月からおよそ５００の全店舗が営業休止に追い込まれて、資金繰りが一気に悪化しました。

アメリカメディアは、新型ウイルスの影響による大手小売企業の破綻は初めてだと伝えています。

また、スポーツジム「ゴールドジム」の運営会社も、アメリカなどで営業を見合わせた影響などから経営破綻し、３０ある直営店を閉鎖します。一方、日本にある「ゴールドジム」の店舗は、すべてフランチャイズ経営のため、影響は受けないということです。