「ファイザー」ワクチン4種の臨床試験開始
アメリカの製薬大手「ファイザー」は5日、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験をアメリカ国内で開始したと発表しました。
アメリカ国内の感染者は120万人を超え、死者は7万人に達しました。こうした中、製薬大手「ファイザー」は5日、アメリカ国内で臨床試験を始めたと発表しました。
臨床試験が行われているのは、ファイザー社がドイツの医薬品メーカーと共同開発している4種類のワクチンです。18歳から55歳と、65歳から85歳の2つのグループ、あわせて360人に投与し、安全性や適正な投与量、免疫システムの反応などを検証するとしています。
ファイザー社のCEOは「異例の早さでヒトでの臨床試験に進むことができた」と述べ、早ければ年内に数百万本、来年には億単位での供給が可能だとしています。