トランプ氏書簡「資金停止、加盟再検討も」
アメリカのトランプ大統領は18日、WHOのテドロス事務局長に宛てた書簡を公開しました。「今後30日以内に改善に取り組まなければ、資金拠出を恒久的に停止し、加盟を再検討する」として、脱退も辞さない構えで、改革を強く迫りました。
大統領は自身のツイッターで公開した書簡の中で、「あなたとWHOによる度重なる失敗が、世界に極めて大きな代償を支払わせたことは明らかだ」と指摘。「前進できる唯一の方法は、中国から独立した姿を示すことだ」とした上で、「WHOとして今後30日以内に、実質的な改善に取り組まなければ、資金拠出を恒久的に停止し、加盟を再検討する」と警告しました。
アメリカとしてWHOからの脱退も辞さない構えを示したもので、改革を強く迫る書簡となっています。