タイ 非常事態宣言を来月末まで再延長
タイ政府は26日、新型コロナウイルスの非常事態宣言を来月末まで再延長すると発表しました。ただ、段階的な規制緩和は進める方針です。
タイでは、これまでに3045人の感染が確認されていますが、今月5日以降は1日あたりの新規感染者の数が1桁かゼロにとどまっています。
しかし、タイ政府は「各省庁が協力して迅速に対応するためには、非常事態宣言が重要だ」として、期間を来月30日まで再延長することを決めました。
一方で、経済活動については段階的な再開を進める考えです。
タイでは、すでに飲食店や大型商業施設などが営業を再開していますが、感染リスクが高いとされるマッサージ店やナイトクラブなどは閉鎖状態が続いています。
タイ政府は、来月から営業再開を認める業種について、今週にも詳細を発表するとしています。