韓国軍が竹島周辺で訓練 日本政府は抗議
日本と韓国が領有権を主張する島根・竹島の周辺海域で、韓国軍が今月2日に定例の防衛訓練を行ったことが分かりました。
韓国国防省によりますと、2日に行われた訓練には、海軍の艦艇や空軍の航空機などが参加しました。訓練は年に2回、定期的に行われるものですが、韓国国防省の関係者によりますと、今回は、新型コロナウイルスの感染防止を考慮し、竹島に兵士は上陸させず、主に海上で訓練を行ったということです。
菅官房長官「竹島は歴史的事実に照らしても、また国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み受け入れられず、極めて遺憾であり、韓国側に対してただちに強く抗議しました」
菅官房長官はその上で、韓国側に対し、「適切な対応を求めていきたい」と強調しました。