アフガン首都カブールで自爆テロ タリバン暫定政権の外務省近く…少なくとも20人が死亡
イスラム主義勢力タリバンが実権を握るアフガニスタンの首都カブールで11日、自爆テロがあり、少なくとも20人が死亡しました。
自爆テロは現地時間の午後4時ごろ、カブールにあるタリバン暫定政権の外務省の近くで起きました。ロイター通信が当局者の話として伝えたところによりますと、この爆発で少なくとも20人が死亡し、多数の負傷者が出ているということです。
現場周辺には、複数の省庁や大使館などがあり、タリバンが検問所を設け厳重に警戒していました。
カブールでは去年9月以降、ロシア大使館や、中国人をはじめ外国人も利用するホテルなどが狙われるテロが相次いでいて、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。