パレードの最中に銃乱射…6人死亡 重要参考人の22歳男を拘束
アメリカ・シカゴ近郊で独立記念日を祝うパレードの最中に男が銃を乱射し、少なくとも6人が死亡した事件で、地元警察は重要参考人の男を拘束したと発表しました。
銃撃事件が起きた通りでは、現在もライトがともされ、警察による捜査が続けられています。パレードの最中に銃の乱射が起きたため、歩道には見物客らの椅子がそのまま残されています。中には、小さな子どもたちが乗っていた自転車もあり、事件発生時の混乱がうかがえます。
事件発生時の映像には、アメリカの独立記念日を祝うパレードが行われている最中に銃声が響く様子が記録されていました。警察によりますと、屋上から無差別に発砲したものとみられ、NBCは少なくとも6人が死亡、38人がケガをしたと伝えています。現場からはライフルが発見されたということです。
そして、警察は行方を追っていた重要参考人の22歳の男を拘束したと発表しました。事件後、男が乗った車を発見し、追跡した末に拘束したということです。
その瞬間を捉えたとみられる映像では、車から出てきた男が両手を上げ、銃を構えた警察官の指示に従いうつぶせになり、抵抗する様子はありませんでした。
一方、バイデン大統領は、犠牲者への黙とうを呼びかけました。
バイデン大統領「6人が亡くなり、ケガ人が出ている。我々にはやるべきことがある。これ(銃犯罪)をどうにかしなければならない」
現場周辺からは住民からも、銃規制の強化を求める声も聞かれました。