ネタニヤフ首相が会見で強調 軍事的圧力で人質解放を目指す構え
イスラエルのネタニヤフ首相は、4日、軍事的な圧力で人質解放を目指す構えをあらためて強調しました。
ネタニヤフ首相は会見で、エジプトとパレスチナ自治区ガザ地区との境界への軍の駐留をめぐり、「撤退すれば人質を取り戻せなくなる」と述べ、軍事的な圧力で人質解放を目指す構えをあらためて強調しました。
こうした中、ガザ地区中部では、感染拡大が懸念されているポリオのワクチン接種が進められています。
接種に携わるUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関の清田保健局長は、「戦闘の一時休止は守られて接種が進められた」とした上で、現地の状況を語りました。
UNRWA・清田保健局長「移動中もドローンが飛んでいる音は絶えず聞こえますし、戦闘下にあるというのはいつも認識しています。(住民は戦闘の一時休止で)ホッとする部分があるので、それがぜひ続いてほしい」
これまでに18万人以上に接種が行われていて、5日からは南部でも行われる予定です。