会見中のトランプ大統領“銃撃”で一時退室
日本時間の11日朝、アメリカのホワイトハウス近くで銃撃音が鳴り響き、中で会見中だったトランプ大統領が、警護担当者に促され、退室する一幕がありました。
ホワイトハウスの会見室で、新型コロナウイルスに関する記者会見に臨んでいたトランプ大統領。そこに画面左手から、警護担当者が割って入る形で耳打ちをし、トランプ大統領は促されるまま、その場をあとにしました。
その直前に、銃撃がホワイトハウスのすぐ脇の通りで起きたということです。
NBCによりますと、男が大統領の警護担当者から撃たれ、病院に搬送されたということです。男の詳しい状況は分かっていません。
トランプ大統領は、退室からおよそ10分後、再び会見室に姿を見せました。
トランプ大統領「状況は落ち着いたようだ。警護担当者に感謝したい」
大統領は、警護担当者が会見に割り込んだ状況について、「『一緒に退室していただけますか?』と言われ、あなた方も驚いたと思うが、私も驚いた」と振り返りつつ、その対応を「よく訓練されている」と称賛しました。