パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘休止をめぐる交渉は双方の条件が折り合わず難航していてロイター通信はイスラエルが交渉団を仲介国から呼び戻したと伝えています。

イスラエルとハマスは仲介国のカタールで交渉を行っていて、24日にはイスラエル側が一部条件で譲歩しているとも伝えられていました。

しかし地元メディアによりますと、イスラム組織ハマスは25日、停戦とイスラエル軍の完全撤退を求める立場を堅持すると改めて声明を出し、イスラエル首相府は妄想的な要求だと非難しました。

ロイター通信は26日、イスラエル側は交渉が行き詰まったと判断して代表団をカタールから呼び戻したと伝えていて、交渉は難航しています。