UEFA＝欧州サッカー連盟は9日、過激派組織「イスラム国」が欧州チャンピオンズリーグの準々決勝の会場へのテロ攻撃を予告したとして、試合は実施するものの、会場の警備を強化すると発表しました。

チャンピオンズリーグの準々決勝は、9日にイギリス・ロンドンの「エミレーツ・スタジアム」とスペイン・マドリードの「サンティアゴ・ベルナベウ」、10日にフランス・パリの「パルク・デ・プランス」マドリードの「シビタス・メトロポリターノ」の4つの会場で行われます。

イギリスメディアによりますと、「イスラム国」が8日、広報機関のアル・アザイム財団を通して、各会場の写真に「皆殺しにしろ」などと書いた画像を公開したということです。

欧州サッカー連盟は9日に声明を発表し、試合は予定通り実施するものの、会場の警備を強化し、テロへの警戒を強めるとしています。