羽田と金浦を結ぶ航空路線再開へ 日本への旅行に期待 韓国
感染状況が落ち着いている韓国。韓国政府は22日、新型コロナの影響で2年以上運休させていた東京・羽田とソウル・金浦を結ぶ航空路線について、6月29日から再開すると発表しました。
日本航空、全日空、大韓航空、アシアナ航空がそれぞれ週2往復、あわせて8往復を運航します。7月以降、状況を見ながら順次、増便するとしています。
韓国の旅行会社からは期待する声が上がっています。
ハナツアー 趙一相広報チーム長
「今後の旅行需要の回復に役立つと期待しています」
その一方で…
ハナツアー 趙一相広報チーム長
「団体観光ビザの発給を受けなければならず、この発行時間や手続きが非常に複雑でわずらわしい状況です」
ビザの申請や日本に入国する前のPCR検査などやるべきことが多いといいます。
ソウルにある別の旅行会社では、すでに影響も出ていました。当初、日本ツアーの予約が急増していましたが、キャンセルも出ているということです。
韓国の旅行業界からは、個人旅行の再開も含め、水際対策の緩和を求める声があがっています。