北朝鮮が日本海に向け“飛翔体”発射~韓国軍
韓国軍は27日朝、北朝鮮が日本海に向けて未詳の飛翔体を発射したと発表しました。飛翔体の種類や飛距離など、詳しい情報は明らかになっていません。北朝鮮による飛翔体の発射はことしに入って5回目で、1月17日以来です。
このときは、戦術誘導弾の正確性を検証するための発射実験として、2発が日本海上の島に設定された目標を精密打撃したとしています。日本の防衛省は、2020年3月などに発射された短距離弾道ミサイルとみられるとの分析を明らかしていました。
このほか1月には極超音速ミサイルや列車を利用したミサイルを相次いで発射しています。
1月19日には金正恩総書記出席のもと朝鮮労働党の会議が開かれ、「アメリカの敵視政策と軍事的脅威がこれ以上、黙認できない危険ラインに至った」と指摘。「物理的な力をより強固にする実際の行動へ移るべき」として、これまで以上に兵器開発を強化する方針を示しバイデン政権への牽制を強めていました。