フランス政府 パリなどに感染対策強化検討
フランス政府は14日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、首都パリなどを感染リスクが高い地域に指定し、感染対策の強化を検討しています。
フランス政府は14日、首都パリと南仏マルセイユ周辺について、感染リスクが高い地域に指定しました。
13日、フランス全土の新規感染者が2日連続で2500人を超えるなど、感染ペースは4か月ぶりの高水準となっており、保健当局の担当者は、「感染状況が週を追うごとに悪化している」としています。
今回の措置により、人の移動制限や感染リスクが高い施設の閉鎖などが可能となります。
しかし、政府は、これまで経済活動を再び停止させる制限などには慎重な姿勢を示してきており、どこまで強い規制に踏み切るかは不透明です。