ベラルーシ 大統領選の結果めぐり混乱続く
旧ソビエトのベラルーシでは大統領選挙の結果をめぐり混乱が続いています。隣国に滞在している反政権派の候補だった女性は再選挙を求め、「安全になれば必ず帰国する」と述べました。
ベラルーシでは、大統領選挙で6選を決めたとするルカシェンコ大統領に対し、選挙の不正を訴える市民らの抗議活動が続いています。こうした中、大統領と選挙を争いその後、隣国のリトアニアに出国したチハノフスカヤ氏が21日、現地で初めて会見を行いました。
対立候補・チハノフスカヤ氏「私は非常に(ベラルーシに)帰りたい。私にとって安全ならばぜひ帰国する」
チハノフスカヤ氏は、公正な再選挙を改めて要求し政権側に対話を呼びかけました。また、平和的なデモの継続を支持しました。
一方、ルカシェンコ大統領は、反政権派との対話を拒否した上で抗議活動を仕向けたのはアメリカだと主張しています。