金正恩委員長 台風8号の被害状況を視察
北朝鮮メディアは金正恩委員長が、27日に上陸した台風8号の被害の状況を視察したと伝えました。
28日付の「労働新聞」によりますと、金委員長は黄海南道を訪れ、「被害の規模が予想よりも少なく幸いだ」などと述べたということです。
自然災害に対処する能力が改善されたと評価する一方で、農作物の被害の復旧を急ぐよう指示しました。
今回の台風では、国営テレビが26日朝から放送を休みなく続ける異例の対応がとられました。
金委員長は台風が通過した27日のうちに視察したとみられ、国民に寄り添う姿勢を示す狙いがあるものとみられます。