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貨物船座礁 現地政府32億円の支援求める

2020年9月1日 19:13

インド洋のモーリシャス沖で日本の貨物船が座礁した事故で、モーリシャス政府が日本側に漁船の購入費用などとして、約32億円の支援を求めていることが分かりました。

モーリシャス沖で座礁した日本の貨物船「WAKASHIO」をめぐっては、約1000トンの重油が流出して漁業などに深刻な影響が出ています。

地元メディアは、モーリシャス政府が日本側に約12億モーリシャス・ルピー、日本円で約32億円の支援を求めていると伝えました。外洋に近い海域で漁業を始めるために新たな漁船約100隻を購入したり、漁師らを再訓練したりする費用にあてるということです。

一方、日本政府は、周辺の環境の回復を支援するため、3度目の国際緊急援助隊を2日、現地に派遣する予定です。