トランプ氏「ウォルマートも」TikTok
アメリカのトランプ大統領は17日、動画投稿アプリ「TikTok」のアメリカ事業をめぐる交渉で、IT大手のオラクルに加え、小売り大手のウォルマートとも対応を協議したと明らかにしました。
トランプ大統領「きょうウォルマートとオラクルと協議した。あまり状況は変わっていない。近々判断を下す」
TikTokをめぐっては、トランプ政権が利用者の個人情報が中国政府に流出する可能性を指摘して、運営元の中国企業「バイトダンス」に対しアメリカ事業の売却を求めていました。
これをうけてバイトダンスとアメリカ企業との間で交渉が行われていましたが、ロイター通信は、TikTokのアメリカ事業を行う新会社の株式の少なくとも6割をオラクルやウォルマートなどのアメリカ企業が取得する案があると報じています。
また、当初、買収に意欲的だったマイクロソフトについてもトランプ大統領は「まだ関わっているようだ」と述べています。
トランプ政権は交渉期限を今月20日としていて、協議は大詰めです。