TikTok運営“売却でなく連携目指す”
動画投稿アプリ「TikTok」のアメリカ事業をめぐる交渉で、運営元の中国企業は事業の売却ではなく、技術的な提携を目指す方針を強調しました。
TikTokを運営する中国企業「バイトダンス」は17日、アメリカのIT企業「オラクル」との間で進めている交渉について、まだ合意にいたっていないとした上で「最終的な合意にはアメリカと中国の当局の承認が必要だ」と述べました。
その上で「現在検討している案は事業や技術の売却とは関係ない」と述べ、売却ではなく技術的な提携を行う方向で調整していることを明らかにしました。
TikTokをめぐっては、事業の売却を求めてきたアメリカのトランプ大統領が日本時間の17日夜、合意案の報告を受けると話しており大統領の判断が焦点となっています。