米ディズニー 従業員2万8千人を解雇へ
アメリカのウォルト・ディズニーは、29日、新型コロナウイルスの影響によりアメリカ国内のおよそ2万8000人の従業員を解雇する方針を発表しました。
ディズニーによりますと、解雇の対象となるのは、アメリカ国内のテーマパークなどで働く従業員およそ2万8000人で、このうち7割近くがパートタイムです。
テーマパークは、ディズニーの主力事業ですが、今年7月に再開されたフロリダ州のテーマパークで入場者数の制限が続いているほか、カリフォルニア州では、地元当局の指導により閉鎖されたままで、経営に大きな打撃を与えています。
ディズニーは、声明で、「当局が再開のための制限解除を渋っていることから状況が悪化している」などとコメントしています。