トランプ氏医師団“きょうにも歩いて退院”
新型コロナウイルスに感染し、入院しているアメリカのトランプ大統領の医師団が会見を行いました。容体について「非常にいい」としたうえで、大統領が「きょうにでも歩いて退院できる」と語ったことなども明らかにしました。
トランプ大統領の主治医「けさトランプ大統領の容体は非常にいい。木曜日には軽度のせき鼻づまりけん怠感があったが、それら全てが解決され改善されている」
主治医は、トランプ大統領の容体について、ここ24時間、発熱は見られず、呼吸にも問題がないことを明らかにしました。発熱の症状は1日から2日にかけてあり、2日朝以降は見られないとしています。医師団は、抗ウイルス薬のレムデシビルを5日間投与する予定だとしています。また、医師団の1人は、トランプ大統領が「きょうにでも歩いて退院できる」と語ったことも明らかにしました。
一方でホワイトハウスの関係筋は、「大統領の体調は、過去24時間、非常に懸念される状態にあった」「次の48時間が極めて重要で、完全回復へのはっきりした道筋はまだない」と話しています。
こうした中、AP通信は、ホワイトハウスの関係者の話として、トランプ大統領が2日に入院する前、ホワイトハウスで酸素吸入を行っていたと伝えています。