ノーベル経済学賞オークション規則確立2人
今年のノーベル経済学賞が発表され、アメリカ・スタンフォード大学の経済学者2人の受賞が決まりました。日本は受賞を逃し、これで日本の3年連続のノーベル賞受賞はなりませんでした。
今年のノーベル経済学賞の受賞が決まったのは、アメリカ・スタンフォード大学の経済学者、ポール・ミルグロム氏とロバート・ウィルソン氏の2人です。
選考にあたったスウェーデンの王立科学アカデミーによると、2人はミクロ経済学の専門家で、「オークション理論」と呼ばれるオークションでの価格の決まり方に関する理論を用いて、適切な落札価格を導く新たなオークションのルールを確立したことが評価されたということです。
今年12月の授賞式は新型コロナウイルスの影響でテレビ中継方式で行われ、受賞者はそれぞれの国でメダルや賞状を受け取ります。
これで今年のノーベル賞は全ての賞の受賞者が決まり、日本の3年連続のノーベル賞受賞はなりませんでした。