ノーベル経済学賞 オークションにちなみ…
今年のノーベル経済学賞が発表され、アメリカ・スタンフォード大学の経済学者2人の受賞が決まりました。日本は受賞を逃し、日本の3年連続のノーベル賞受賞はなりませんでした。
今年のノーベル経済学賞に決まったのは、アメリカ・スタンフォード大学の経済学者、ポール・ミルグロム氏とロバート・ウィルソン氏の2人です。
2人はミクロ経済学の専門家で、「オークション理論」と呼ばれるオークションでの価格の決まり方に関する理論を発展させました。
選考にあたったスウェーデンの王立科学アカデミーによると、「電波の周波数の割り当てなど、従来の方法では売ることが難しかったモノやサービスのための新たなオークションの制度を設計し、世界中の売り手や買い手、納税者の利益につながった」としています。
発表の際には、主催者が、オークションで使うハンマーを叩くユーモアを見せる場面もありました。
これで今年のノーベル賞は全ての賞の受賞者が決まり、日本の3年連続のノーベル賞受賞とはなりませんでした。