財源の確保に…自衛隊初のオークション
不用になった自衛隊の飛行機や船の部品など約30点が初めてオークションにかけられました。
役目を終えた自衛隊の飛行機や船の備品などは、これまで廃棄物として処分されていましたが、今回、財源の確保に少しでも役立てようと、初めて売りに出されました。
オークションには抽選で選ばれた176人が参加し、21回の競りが行われました。パイロットのヘルメットなどのセットに66万円の最高額がついたほか、練習艦「やまゆき」の表札が53万円で落札されました。
最高額品(66万円)の落札者「札を上げている間、緊張で手が震えているので、考えることもなく」
「やまゆき」表札の落札者(元乗組員)「正直『やまゆき』の船が全部欲しかったんですけど、やっぱりそのへんの資金が」
売り上げは開始価格の32倍にあたる581万8000円にのぼり、防衛省は今後、ネット上での開催も検討しています。