韓国の人気男性音楽グループ・ＢＴＳをめぐり再び騒動です。今度は、中国の物流会社がＢＴＳ関連の品物の配送を中断すると表明しました。

韓国からの国際荷物を扱う中国の物流会社は１９日、ＳＮＳ上でＢＴＳ関連の品物の配送をしばらく中断すると表明しました。

理由については「皆が知っている」と述べるにとどめていますが、朝鮮戦争をめぐるＢＴＳの発言に中国国内で批判が起きたことが背景にあるとみられます。物流会社側はすでにこの書き込みを削除しましたが、韓国メディアは「愛国主義が度を越えている」などと批判しています。

一方、先週上場したＢＴＳの所属事務所の株価は４日連続で下落しています。時価総額は一時、１兆円を超えましたが、２０日時点でほぼ半分前後まで落ち込みました。

韓国メディアは、売り上げの大半をＢＴＳに依存することや、メンバーの兵役問題なども影響していると伝えています。