英・ウェールズ“期間限定”で強い規制
イギリスで新型コロナウイルスの第2波が広がる中南西部のウェールズでは、短期的に強い規制をかける「ファイアー・ブレーカー」という取り組みが始まりました。
ウェールズでは、23日の夜からおよそ2週間、地元政府が市民に対し、可能な限り自宅に留まるよう要請。食料品店や薬局などを除く商店は営業が禁止され、飲食店は持ち帰りや配達のみとなります。
イギリスでは、市民生活への制限に強い反発が起きています。
今回、新たに導入されたのは“期間限定”で強い規制をかける「ファイアー・ブレーカー」という手法。経済への負荷も抑えながら、感染の連鎖を断ち切る効果を狙っています。
一方で、短期間の規制強化でどこまで感染を押さえ込めるかは不透明です。「時間稼ぎにしかならない」との指摘もあり、今後、試行錯誤が続きそうです。