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露メドベージェフ氏が米バイデン氏を激しい言葉で非難「ネオナチ政権と墓場まで一緒に行くことを誓った」

2023年2月21日 5:50

アメリカのバイデン大統領が、ロシアによるウクライナ軍事侵攻以降初めて、ウクライナを電撃訪問しました。

バイデン大統領は20日、公表されていたポーランド訪問日程にあわせ、ウクライナを電撃訪問しました。

ロシアによる攻撃への警戒を呼びかけるサイレンが鳴り響くなかでの訪問について、アメリカ政府高官は事前にロシア側に通告していたと明らかにしています。

ゼレンスキー大統領との会談で、バイデン大統領は670億円相当の追加の軍事支援を行う方針を示すとともに、侵攻1年を前にした訪問の意図を伝えました。

バイデン大統領「攻撃が始まったこの時に、米大統領が、ここにいることが重要だと思ったのです。国家の独立・主権・領土の保全に対する、揺るぎない支持を示すために、私はここにいます」

ゼレンスキー大統領「私たちの国にとって歴史的な瞬間であり、戦場の状況を伝えられるのは、非常に重要なことです」

今回の訪問について、アメリカ政府高官はウクライナへの揺るぎない支持を伝え、西側諸国に支援疲れも見えるなか、結束を促す狙いがあったとしています。

キーウ市民「ウクライナ人は、この訪問のニュースをとても歓迎しています。一日も早い勝利への希望を与えてくれました」「涙が出そうになります。私たちは世界の中で孤立せず、見捨てられていないと分かりました。これは私たちにとって、非常に重要な支援です」

一方、ロシア側は前大統領のメドベージェフ氏が「バイデンは武器供与を約束して、ネオナチ政権と墓場まで一緒に行くことを誓った」などと激しい言葉で非難しています。

プーチン大統領は日本時間の21日夕方から施政方針演説を行う予定で、ウクライナ侵攻にどう言及するのか注目されます。

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