米大統領選 ホワイトハウス前から中継
アメリカ大統領選挙はいよいよ投開票日を迎えました。両候補は当日も朝から精力的に動いています。ホワイトハウス前から飯塚記者が中継で伝えます。
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こちらホワイトハウスの周辺では、交通規制がけさ(現地時間3日朝)から一段と厳しくなりました。高いフェンスも設置されるなど警戒が続いています。この一帯では、夕方から複数のデモが予定されています。そんな中、両候補は、きょうも朝から精力的に動いています。
この日未明まで中西部ミシガン州で集会を行い、午前3時すぎにホワイトハウスに戻ったトランプ大統領ですが、けさ(現地時間3日)は朝7時半すぎには地元テレビ局に電話出演し、勝利への自信を口にするなど、活発に動いています。
その後、さきほどワシントン近郊にある自身の選挙事務所を訪れ、陣営スタッフをねぎらいました。
トランプ大統領「我々はすばらしい夜を迎えるだろう。すばらしい4年になる。ここにいる皆に感謝する」
一方のバイデン候補は、激戦州ペンシルベニア州の生まれ故郷を訪問、地元の労働組合などを訪れました。その際、有権者5人のアメリカの小さな村で、全員が自身に投票したというニュースを引き合いに出し、冗談を飛ばしました。
バイデン候補「ニューハンプシャー州ディクスビルノッチでの投票で、全5票を獲得し初勝利だ。トランプの概念だと私は今すぐ勝利宣言するぞ」
さらに、自身が生まれた家なども訪問。集まった多くの支援者にもみくちゃにされる場面もありました。
バイデン候補「家に帰ってこられてうれしいよ」
支援者1人1人と言葉を交わし、最後まで親しみやすさをアピールしました。
■Q:開票の焦点はどのあたりになりそうですか?
激戦州の中でも、フロリダ州、ノースカロライナ州など南部の州で早めに開票結果が出ることが予想されています。こうした激戦州を一つでも落とすとトランプ大統領の再選は厳しい状況になるため、まずは、この南部の州の結果が最初の焦点になりそうです。