米大統領選 両候補が中西部の激戦州に
アメリカ大統領選挙まであと4日。トランプ大統領とバイデン候補はともに中西部の激戦州に入り、支持を訴えました。
中西部・ミネソタ州に入ったトランプ大統領。しかし、すぐには演説を始めず、会場の外に集まった支持者のもとを訪れました。演説では、民主党の州知事らが新型コロナウイルス対策のために会場に入れる人数を制限したとして、不満を述べました。
共和党・トランプ大統領「なんてことだ。彼らは長い時間待っていたんだ。過激な民主党によってここに入ることが許されなかった数千の人々に感謝を言いたい。あなた方は愛国者だ」
この日の演説では、大人数による歓声がこだますることもなく、これまでで最も短い21分間で切り上げています。
一方、その前に同じミネソタ州で行われたバイデン候補のドライブイン形式の集会では、トランプ大統領の支持者が、クラクションを鳴らして演説を妨害する場面もありました。
民主党・バイデン候補「トランプのようにこの人たちは礼儀がなってない。しかし私はこうした人も含めすべての人のために闘う」
この日は、両候補ともに激戦州のウィスコンシン州にも入っていて、最終盤になり、選挙戦は激しさを増しています。