北朝鮮は、今週打ち上げた弾道ミサイル技術を用いた偵察衛星で、韓国のソウルなどを撮影したと主張しました。

北朝鮮の国営メディアによりますと、金正恩総書記が24日、平壌にある管制所を訪れ、偵察衛星の運用状況を確認したということです。

この際に、金総書記は24日の午前中に偵察衛星で撮影された韓国のソウルや在韓アメリカ軍の司令部が置かれた地域などの写真を確認したと主張しています。

今月21日に打ち上げられた偵察衛星をめぐっては、北朝鮮は、このほかにグアムにあるアメリカ軍基地を撮影したとしていました。

ただ、北朝鮮は衛星で撮影した写真をいまのところ公開していないため、撮影の精度などはわかっていません。