韓国の超党派の国会議員でつくる韓日議員連盟の議員らが、１２日午前、日本に向けて出発しました。議員らは滞在中、菅総理大臣との面会も調整しています。

１２日から１４日まで、日本を訪問するのは、韓日議員連盟の金振杓会長ら国会議員７人です。

日本の国会議員でつくる日韓議員連盟と合同会議を予定しているほか、菅総理との面会も調整しています。

韓日議員連盟　金振杓会長「両国国民間の理解の幅を広げて、不信を減らしてこそ、韓日の懸案を首脳たちが、政治的決断をするところに役に立つ」

議員らは、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長とも会談し、来年夏の東京大会を、日韓関係改善の機会にしたいとの考えなどを伝える見通しです。

１０日には韓国の情報機関のトップが、菅総理と意見交換を行っていて、文在寅政権としては、年内に日中韓首脳会議を開く足がかりにしたい狙いもあるものとみられます。