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プーチン氏、ウクライナ東部戦線でさらなる攻勢かける構え

2024年2月21日 12:25

まもなくウクライナ侵攻から2年を迎える中、ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部の戦線でさらなる攻勢をかける構えを示しました。

プーチン大統領「アウディーイウカ掌握は重要な成功だ。おめでとう。この成功をさらに拡大する必要がある」

ロシアのプーチン大統領は20日、東部の要衝・アウディーイウカの掌握をたたえた上で、「成功をさらに拡大するため、適切な人員や武器を準備する必要がある」と述べました。前線部隊への補強を行い、東部戦線でさらなる攻勢をかける構えです。

戦況を分析しているイギリス国防省も、ロシア軍が休息をとり、装備を整えたのちに、今後数週間のうちにアウディーイウカから徐々に侵攻を拡大する可能性が高いとしています。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、東部・ハルキウの前線を訪問し、「一部の前線地域は極めて困難な状況にある」と述べ、危機感をあらわにしています。