韓国でマイコプラズマ肺炎など急増 保健当局、感染対策徹底を呼びかけ
韓国でマイコプラズマ肺炎などの呼吸器疾患の子どもが急増していて、保健当局が感染対策の徹底を呼びかけています。
韓国の疾病管理庁によりますと、発熱やせきなどの症状があるマイコプラズマ肺炎の入院患者がこの2か月ほどで2倍以上と急増しています。
特に子どもの患者が多く今月4日の発表では入院患者のうち8割以上が12歳までの子どもだということです。
韓国メディアは患者が急増している背景として新型コロナウイルスの感染対策をしてきたことで免疫力が落ちていることや、治療薬に耐性ができた新たな病原体が原因である可能性を伝えています。
韓国ではこのほかに百日せきの患者も増えていて、保健当局は手洗いなど感染対策の徹底を呼びかけています。