台湾軍 実効支配地域で“正体不明”ドローン撃墜
台湾軍は、実効支配している金門島の周辺を飛行する正体不明のドローンを撃墜したと発表しました。
台湾が実効支配している金門島周辺では連日、中国のものとみられるドローンが台湾軍の兵士らを撮影し、その映像が中国のSNSで拡散されています。
こうした中、台湾軍は1日、金門島付近を飛行する正体不明のドローン1機を発見し、警告をしてもその場を離れなかったことから、撃墜したと発表しました。
中国大陸から数キロほどしか離れていない金門島の周辺には連日、ドローンが飛来し、台湾軍の兵士らを撮影していますが、台湾軍が撃墜したのは初めてです。
台湾国防部がドローンに対抗措置をとると表明していることについて、中国外務省の報道官は先月31日、「台湾は中国の一部であり、台湾“国防部”などというものは存在しない」とコメントしています。