パリでイルミネーション点灯 観客まばら
フランス・パリで、恒例のイルミネーションの点灯が始まりましたが、新型コロナウイルス感染の第2波の影響で観客がほとんどいない、異例の開催となりました。
日本時間23日未明、シャンゼリゼ通りのイルミネーションが一斉にともされました。クリスマスシーズンの到来を告げるイベントとして毎年人気を集めていますが、今年は全土での外出制限が続く中で実施されました。
去年の点灯式では、歩行者天国になった通りを、大勢の市民や観光客らが埋め尽くしました。しかし今年は、外出が許可される散歩や買い物のついでに見物に来た近所の人たちの姿がまばらにみられる程度でした。
パリ在住2年の日本人高校生「去年は友達とも見に来られたので今年は(人が)少なくて寂しい。また友達と来られるようになったらいいなと思います」
近所に住むパリ市民「新型ウイルスの影響を受けた物事、子供たちを祝福したいと思う」
イルミネーションは、来年1月6日まで行われますが、全土での外出制限は、当面の期限である来月1日以降も続く見通しです。