×

米ディズニー 従業員解雇の規模を拡大

2020年11月27日 10:49

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、アメリカのウォルト・ディズニーが従業員の解雇の規模を拡大し、約3万2000人とすることが分かりました。

ディズニーが25日にアメリカの証券取引委員会に提出した資料によりますと、約20万3000人の従業員のうち、テーマパーク関連の部門を中心に、約3万2000人を来年3月までに解雇する計画です。各地のテーマパークでは休園や入園者数の制限が続いていて、9月に発表された解雇の計画から4000人多くなりました。

カリフォルニア州ではディズニーランドが休園していて、州当局の基準に照らすと、来年の夏まで再開ができない可能性があります。このため、ディズニー側は、フロリダ州のディズニーワールドが再開した際の実績を強調し、カリフォルニア州での規制緩和を求めています。