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ナイキ“差別”テーマのPR動画に賛否の声

2020年12月2日 20:23

ナイキジャパンが制作した差別などをテーマにしたPR動画が日本や韓国で議論を呼んでいます。

議論になっているのはナイキジャパンが先月27日にYouTubeなどで公開した動画です。在日朝鮮人とみられる少女ら3人が、自分のアイデンティティーや差別などの葛藤をスポーツを通じて乗り越えていく様子を描いています。

アスリートの実体験に基づくとされていて、YouTubeでは2日までに、再生回数が1000万回に迫り話題になっています。

コメント欄には「感動的だ」などと肯定的な意見がある一方で「日本を差別国家扱いしている」などと、ナイキの不買運動を呼びかける書き込みも目立ちます。

韓国メディアはこの現象を取り上げ「右傾化された日本社会の断面」「議論になること自体が日本の現実を反映している」などと報じています。

ナイキジャパンは「全ての人々に対する包摂性と敬意、公平な対応を訴えていく」などとコメントしています。