日本で利用可!パリ老舗デパート新サービス
新型コロナウイルスによる経済への打撃が広がるなか、フランス・パリの老舗デパート「プランタン」で、顧客離れを食い止めようと始まった、あるサービスが話題となっています。
スマートフォンを片手に商品の説明をするデパートの従業員。新型コロナウイルスの影響で店に来られない客とビデオ通話で話しながら、接客を行うサービスです。
客はスマートフォンなどで自分の好みやサイズを伝えます。すると、そのニーズに応じて店のスタッフが売り場を回り、商品をすすめてくれます。
店員「知美さんのサイズの38があります」
日本語だけでなく、あわせて10か国語での対応が可能で、海外からの利用も増えてきているといいます。
先週から始まった段階的な規制緩和で、店は営業を再開したものの、入場制限などもあり、本来の活況にはほど遠い状況です。
規制の影響を受けずに商品を提供できる新サービスに店側の期待も膨らんでいます。
コマーシャルマネジャー プロコロヴァさん「現在の客の7割が遠隔サービスを利用しています。このサービスをさらに早く効率的に行えるように機器を開発していきたいですし、他のプロジェクトも計画中です」
買い物の最後には、店の屋上からパリを一望する“プレゼント”も。コロナで遠のいた客足を呼び戻す起爆剤となるでしょうか?