モスクワに「ドネツク人民共和国」の大使館開設
ロシアが独立を承認したウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」の大使館が12日、モスクワ市内に開設されました。
「ドネツク人民共和国」は12日、モスクワ市内で日本など各国の大使館が集まるエリアに大使館を開設しました。
ロシアは、ことし2月、一方的に「ドネツク人民共和国」の独立を承認しました。
ドネツク州をめぐってウクライナと戦闘が続くなか、大使館の開設によってロシア化を印象づける思惑があるとみられます。
プーチン大統領は11日にウクライナの全国民に対してロシアの市民権獲得を簡略化する大統領令にも署名していて、さまざまな手段でウクライナの「ロシア化」を進める狙いがあるとみられます。