英“課題”介護施設でのワクチン投与始まる
製薬大手のファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったイギリスで、課題となっていた介護施設での投与も始まりました。
これは8日、イギリスの介護施設にワクチンが届けられた際の写真です。このワクチンは超低温での保存が必要なため運搬が難しく、病院に行くことが困難な介護施設の入所者などへの接種が課題となっています。
NNNは、施設の責任者にその時の状況を聞くことができました。
施設の責任者「医者、看護師、薬剤師が特別な箱で低温保存のためにドライアイスで密封されている十分な量のワクチンを特別に持ってきてくれました。消毒された接種のための場所も(施設内に)用意してくれて、作業はとてもスムーズでした。みんなワクチンを接種できて安心しています」
入所者と職員60人に接種するのにおよそ7時間かかり、今のところ副反応はみられないということです。