ワクチン緊急投与「春節前に5千万人に」中
中国は、現段階で承認されていない新型コロナウイルスワクチンについて今後、大規模な緊急投与に踏み切る方針を明らかにしました。
衛生当局は会見で、「感染リスクが高い人たちを優先的に守る必要がある」として、公共交通機関の職員や輸入食品を扱う業者などを対象にワクチンを緊急投与すると発表しました。
具体的な時期などは明らかにしませんでしたが、香港メディアは来年2月半ばの春節の連休までに5000万人への投与を目指していると伝えています。
中国では正式な承認前に数十万人への緊急投与が始まっていますが、衛生当局は「これまで深刻な副反応は報告されていない」と強調しています。