イギリスで感染が拡大している変異した新型コロナウイルスについて、従来のものよりも伝染性が５６％高いとする研究結果が公表されました。

これはイギリスの「ロンドン大学衛生熱帯医学大学院」が２３日に公表したもので、変異した新型ウイルスが従来のものに比べ、伝染性が５６％高いと推計しています。

変異したウイルスについてイギリス政府はこれまで「伝染性が７０％高い可能性がある」としていました。重症化しやすいかどうかについては「明確な証拠を見つける事はできなかった」ものの伝染性の高さから今後も感染拡大が続くだろうとしています。

また感染を抑え込むためには外出制限などの厳しい規制の維持に加えて現在は休校になっていない学校についても閉鎖が必要だと勧告しています。